2014年オススメ漫画② アイアンナイト
引き続き去年発売のオススメ漫画です。
2作目は、屋宜知宏先生の『アイアンナイト』(ジャンプコミックス)です。
残念ながら打ち切りによって連載終了しちゃってますが、とても面白い作品でした。
特定の人々がゴブリンと呼ばれる化け物に突然変異し、破壊や殺戮をし始めた世界。主人公の鉄兵くんもゴブリンとして目覚めることで自我が失われそうになりつつも、幼馴染との約束やら何やらのおかげで自我を保ち、ゴブリンの力で敵を撃破。ゴブリンを倒し、人間を守りながら行方不明の幼馴染を探し始める…
ってのがあらすじで、
流れ的には化け物側の力を持った少年が周りの理解と協力を得ながら戦い成長していくって感じなんですが、最終3巻の怒涛の展開とまとめ方が非常に素晴らしいものとなっています。
また物語以外の部分での魅力が2つあって、1つは「戦い方」です。
酸性液を吐く敵に対して、口の中を傷つけることで吐かせなくしたり、表面を剥がせる重構造の盾を作って侵食を防いだり。
ほんの一例ですが、そんな感じでキャラがどう考えて戦ってるのかきちんと描いていたのが印象的でした。
そしてもうひとつの魅力が「キャラデザイン」です。
特に非人間キャラの造形が良かったですね。
鉄兵くんのゴブリン状態もかっこいいですが、ウサギ型ゴブリンのユキちゃんがかわいいしえろくて素晴らしいです。
(2巻表紙の鉄平くんとユキちゃん)
3巻になると、ユキちゃんもそうですが、幼馴染の翼ちゃんの体つきもすげーえろくて良いです。
そんな『アイアンナイト』、全3巻で綺麗にまとまってるので、読みやすいですしオススメです。
勝手に屋宜先生のことをクリーチャー好きでケモナーでショタコンだろうなーと思ってるんですが、自作はどんな作品を見せてくれるのでしょうか。
非常に楽しみです。
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2014年オススメ漫画① 少女終末旅行
去年は気になったけどスルーしてしまった作品が多く、ちょっと後悔しています。
お金と置き場所が欲しい・・・
とはいえ、面白かった作品もたくさんあります。
お気に入りの何冊かをだらだら紹介したいと思います。
まずは、つくみず先生の『少女終末旅行』(BUNCH COMICS)。
文明が崩壊した終末世界で女の子二人がケッテンクラートに乗って旅をするお話なんですけど、とてもとても良いです。
食料を求めて彷徨ったり、破棄された銃で的当てしたり・・・
お先真っ暗などうしようもない終末世界にもかかわらず、2人のやりとりはゆるゆると楽しげで、そのギャップがなんとも絶妙です。
画のタッチも、荒んだ世界とキャラの可愛らしさが融け合っており、その魅力を巧く引き出していると思います。
かわいいキャラがヘルメットに防寒具でケッテンクラートに乗ってるのがたまらないですね。
この『少女終末旅行』、新潮社運営の「くらげバンチ」でWEB連載しているので、気になった方はぜひ読んでみてください。冒頭1,2話は無料で読めます。
少女終末旅行 | くらげバンチ http://www.kurage-bunch.com/manga/shojoshumatsu/
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漫画もアニメも興味ない人から見れば結構読んだり観たりしてるだろうけど、
それらを好きな人々と比べるとそれほど数多く作品に触れているわけでもない。
気になってもまぁいいかでスルーしてしまって結局後悔する、なんてことも多く、
そんな自分の中途半端さについて時々考えてしまいます。
身の回りでは、何かを好きな人はその何かについてガンガン語れる人が多くて、
対して自分は好きって言うわりに語れない。
作品について話する度に「俺って本当にこれ好きなの?」って思ってしまう。
何かを語るってことは、当然その何かについて自分の中である程度整理と
理解ができてる訳で。
語れるくらい整理と理解が進んでるってことはその何かが好きな訳で。
いやー、焦るんですよね。
好きな作品について話してる時、周りがそれぞれ感想をガンガン語る中で、
自分だけ好きなものをどう好きなのかいまいちうまく言えないの。
それで俺も作品について改めて自分の中で整理・理解すれば好きが深まるのでは、
なんて期待して。
まぁ簡単に言うと
好きなモノをちゃんと好きと言いたいし伝えたいし語りたいしその練習したい
っていう理由でブログ始めました。